社会人ワーパパが日商簿記2級に150時間・一発合格した勉強法 ── 共働き育児中に選んだのは市販テキストか通信講座か
はじめに
「資格を取りたいけど、共働き育児で時間が取れない」
「社会人で簿記2級は独学で受かるのか?」
──こんな疑問を持っている方は多いと思います。
わたし(ネオパパ)も、長男が生まれた直後に日商簿記2級に挑戦しました。
仕事と子育てに追われるなかで、それでも約150時間・約3ヶ月で一発合格できました。
この記事では、社会人ワーパパとして共働き育児中に簿記2級を取った実体験を、点数や時間配分まで含めて公開します。これから挑戦する方、特に共働きで時間がない方の参考になれば嬉しいです。
透明性に関する補足:本記事は、ネオパパ自身の簿記2級合格体験を公開した体験記事です。現時点(2026年5月)では、特定の通信講座サービスへのアフィリエイトリンクは設置していません。今後、ASP提携審査の結果に応じて、関連する通信講座を紹介する形にリライトする可能性があります。その際は記事内に明記します(運営方針:このブログが守る6つの約束)。
この記事の結論(先にお伝えします)
長い記事なので、先に3点まとめます。
1. 約150時間・約3ヶ月・一発合格(90点/100点)
日商簿記2級ネット試験で、商業簿記50点・工業簿記40点で合計90点でした。
一般的な「初学者400〜500時間」「経験者250〜350時間」と比べても、効率の良い学習だったと感じています。
2. 市販テキストではなく通信講座を選んだ
共働き育児で「自力でカリキュラムを組む時間」がなかったからです。
最初から完成された学習ルートに乗ることで、迷う時間を消した結果が150時間でした。
具体的な通信講座の比較記事は別途公開予定です。
3. 共働きワーパパ・ワーママへのおすすめは「6ヶ月プラン」
わたし自身は3ヶ月集中型でしたが、これはハードなペースです。
平日30分+休日1.5時間の6ヶ月プランなら、家族時間を削らずに無理なく取得できます。
記事後半で詳しく解説します。
その理由と具体的な実態を、以下で詳しく解説します。
ネオパパの実績(数字で公開します)
まず、わたしの試験結果と学習内容を、ごまかさずに公開します。
試験結果
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験 | 日商簿記2級ネット試験 |
| 結果 | 一発合格 |
| 商業簿記 | 50点 / 60点 |
| 工業簿記 | 40点 / 40点(満点) |
| 合計 | 90点 / 100点(合格基準70点) |
工業簿記は満点でした。商業簿記で10点落としていますが、合格には充分な得点です。
学習データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 総学習時間 | 約150時間 |
| 学習期間 | 約3ヶ月 |
| 1日の平均勉強時間 | 平日:約1〜1.5時間 / 休日:約2〜3時間 |
| 使用教材 | 通信講座(具体名は本記事では伏せます) |
一般的な目安と比較してみます。
完全初学者の目安 : 400〜500時間
簿記3級経験者の目安 : 250〜350時間
わたしの実績 : 約150時間 ← かなり短い
これはわたしが特別優秀だったわけではなく、学習設計の効率がよかった結果だと思っています。具体的にどう設計したか、これから解説します。
なぜ市販テキストではなく通信講座を選んだのか
簿記2級の勉強法として、市販テキスト派と通信講座派があります。
社会人受験者の多くは市販テキスト派ですが、わたしが選んだのは通信講座でした。
理由は3つあります。
理由1:「カリキュラムを自分で組む時間」が惜しかった
市販テキストで進める場合、自分でやることが多いです。
- どのテキストがいいか調べる
- 商業簿記と工業簿記、どちらから始めるか決める
- 何週間で1冊終わらせるか計画する
- どこに重点を置くか判断する
これら全部、勉強そのものではない「準備」の時間です。
共働き育児中のわたしには、この準備時間が一番の課題でした。
仕事から帰って子どもを寝かしつけたあと、限られた1日1〜1.5時間しか取れない。
その貴重な時間を「テキストを比較検討する」「カリキュラムを設計する」ことに使いたくなかった。
通信講座を選べば、最初から完成された学習ルートに乗れる。
これが時間効率の点で大きな差になります。
理由2:工業簿記でつまずく不安があった
簿記2級の難所は工業簿記です。
3級にはなかった新しい分野で、原価計算や製造業特有の考え方が出てきます。実際、独学合格者へのアンケートを見ても、工業簿記でつまずく人が多いです。
わたし自身、食品メーカーで研究開発をしていたので工業簿記の世界観は理解しやすいはずでした。
それでも、「独学で迷子になる時間」を作りたくなかった。
通信講座なら、講師の解説で迷わずに前に進める。これが2つ目の理由です。
結果として、工業簿記は満点(40点/40点)。
通信講座を選んだ判断は、点数面でも正解でした。
理由3:質問できる環境が欲しかった
独学だと、分からない部分が出てきても自分で調べるしかありません。
通信講座はメール等で質問できる仕組みがあり、「いざとなれば聞ける」という安心感だけで学習中の心理的負担が減ります。
これは想像以上に大きい効果でした。
1日のリズム:寝かしつけ後の深夜+早朝で1〜1.5時間
具体的にどう時間を作ったかをお伝えします。
これがこの記事で一番のリアル部分かもしれません。
平日の学習パターン
| 時間帯 | 内容 |
|---|---|
| 19:00〜21:00 | 帰宅、夕食、子どもの寝かしつけ |
| 21:00〜22:00 | 深夜パターン:勉強(30〜45分) |
| 22:00〜23:00 | 入浴、就寝準備 |
| 5:30〜6:15 | 早朝パターン:勉強(30〜45分) |
| 6:15〜 | 子どもの起床、朝の準備 |
深夜と早朝の両方をやった日は1日1.5時間、どちらか一方だった日は30〜45分。
日によって体調や仕事の疲れ具合に合わせて選びました。
平均すると平日は1日1〜1.5時間ほどです。
休日の学習パターン
休日は、子どもが昼寝している時間や、配偶者と子どもの遊び時間を分担できる時間を使って、まとまった2〜3時間を確保しました。
ただし、休日に詰め込みすぎないことを意識しました。
家族の時間を削ると、学習を続けるモチベーション自体が下がります。
「家族時間を守りながら、合間に学ぶ」を徹底しました。
子どもが小さい時期だからこそ、できた
意外かもしれませんが、子どもが小さい時期の方が社会人の自己学習に向いている面もあると感じました。
0〜2歳の子どもは19〜20時には寝てくれるので、夜の時間が比較的取れる。
(もちろん、お子さんの個性にもよりますが…)
子どもが小学生以上になると、寝るのが遅くなって自分の時間が逆に減るかもしれません。
「子育てがひと段落してから勉強しよう」と思っている方は、今が一番いいタイミングかもしれません。
あなたに提案する、現実的な3つの学習プラン
ここまでわたし自身の「3ヶ月・約150時間」の体験を書いてきましたが、正直にお伝えします。
このペースは、共働き育児中の方にはハードかもしれません。
平日1〜1.5時間、休日2〜3時間を3ヶ月続けるのは、家庭の状況や仕事の繁忙期によっては現実的ではない方も多いはずです。
「150時間/3ヶ月」はあくまで「ネオパパの場合はこうだった」という一例で、これを真似する必要はまったくありません。
そこで、共働きワーパパ・ワーママの方向けに、自分のペースで選べる3つのプランを用意しました。
3つの学習プラン比較
| プラン | 期間 | 平日 | 休日 | 月の学習時間 | 累計 | こんな人に |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ゆったり6ヶ月(推奨) | 6ヶ月 | 30分 | 1.5時間 | 約22時間 | 約132時間 | 共働き育児中、無理なく続けたい方 |
| 標準4ヶ月 | 4ヶ月 | 45分 | 2時間 | 約31時間 | 約124時間 | 試験日が決まっている方 |
| がんばる3ヶ月(ネオパパ実績) | 3ヶ月 | 1〜1.5時間 | 2〜3時間 | 約50時間 | 約150時間 | 短期集中したい方 |
※ 累計が150時間に届かないプランは、過去問演習の効率を上げて時間あたりの学習密度を高めることでカバー可能です。
わたしのおすすめは「ゆったり6ヶ月プラン」
理由は3つあります。
1. 平日30分なら、共働き育児中でも続けやすい
平日30分は、子どもの寝かしつけ後の余韻時間か、通勤の隙間時間で確保できる現実的なライン。
「やるぞ!」と気合を入れなくても自然に続けられるペースです。
挫折リスクが圧倒的に低くなります。
2. 長期戦の方が記憶が定着しやすい
短期集中で詰め込むと「試験に通っても忘れる」リスクが高いです。
6ヶ月かけて学ぶと、過去問の周回数も増えて、本番後も知識が残ります。
簿記は実生活や仕事で使う知識なので、定着の方が大事です。
3. 家族時間を削らない
3ヶ月集中型だと、どうしても土日の家族時間を圧迫します。
6ヶ月プランなら、休日の学習時間は1.5時間で済むので、家族との時間と両立しやすいです。
「3ヶ月で取らないと意味がない」資格ではない
簿記2級は、何ヶ月で取っても価値は同じです。
大事なのは「取った」という結果であって、何ヶ月かけたかではありません。
無理して3ヶ月で詰め込んで挫折するより、6ヶ月かけて確実に取る方が、はるかに合理的です。
一発合格できた理由(再現可能な3つのポイント)
ここからは、どのプランで進める場合にも共通する学習の質を上げるポイントを3つお伝えします。
ポイント1:工業簿記から始め、交互に進める
簿記2級は商業簿記と工業簿記の2科目があります。
わたしは工業簿記から始め、商業簿記と交互にすすめました。
理由は3つあります。
- 工業簿記は3級にない新しい分野で、ゼロから学ぶ必要がある
- 配点が40点と大きく、ここで満点を狙えると合格が見えてくる
- 交互にすすめ完全に忘れてしまう危険性を回避した
一つの科目だけ先に終わらせると、もう一つの科目をすっかり忘れてしまいます。それを防ぐためにも、工業簿記・商業簿記、交互に学習を続けることを意識しました。
なかなか進みませんが、あとになってこれが効いています。
ポイント2:過去問とネット模試を繰り返す
インプット(テキスト読み)は最初の1〜1.5ヶ月で終わらせ、残りの期間は過去問と模試をひたすら繰り返すことに使いました。
簿記2級は「理解する」だけでは点数が取れません。
同じパターンの問題を素早く正確に解けるかどうかが勝負です。
過去問3〜5周が、わたしの場合は分岐点でした。
ポイント3:分からない部分は深掘りする
時間がないからといって分からない部分を流すのは、逆に時間の無駄でした。
工業簿記の原価計算で1か所つまずいたとき、解説動画を3回繰り返し見て理解できるまで先に進みませんでした。
1か所の理解の深さが、後の応用問題の解きやすさに直結する。これは過去問演習で実感したことです。
共働きワーパパに伝えたいこと
「共働き育児中だから、資格取得は無理」と思っている方に、最後にお伝えしたいことがあります。
家族時間を削らずに、自分の学びを続ける方法はあります。
わたしの場合は3ヶ月集中型でしたが、これは正直ハードなペースでした。
先ほど提案した「ゆったり6ヶ月プラン」なら、平日30分+休日1.5時間で月22時間ほど。
これなら、子育てや仕事の繁忙期があっても、自分のペースで続けられます。
そして、学びを続けることそのものが、家族のための行動でもあります。
- FP2級や簿記2級を取ることで、家計の見え方が変わる
- 自分が学び続ける姿を見せることが、子どもの教育観に影響する
- 資格は将来のキャリアの選択肢を広げる
「家族のために時間を使う」と「自分のために学ぶ」は、対立しません。
自分の学びは、長期的には家族への貢献にもなる。
これが、わたしが共働き育児中でも学び続ける理由です。
まとめ
3点でまとめます。
- ネオパパの実績は約150時間・約3ヶ月で一発合格
(商業50・工業40・合計90点)
ただしこのペースはハードなので、無理に真似する必要はない - 共働きワーパパ・ワーママへのおすすめは「ゆったり6ヶ月プラン」
(平日30分・休日1.5時間)
家族時間を削らず、挫折リスクを下げて確実に取得できる - 教材は通信講座を推奨:
カリキュラムを自分で組む時間を惜しむため、工業簿記でつまずかないため、質問できる安心感のため。
具体的な通信講座の比較記事は別途公開予定です
簿記2級は、共働き育児中の社会人でも、自分のペースを選べば確実に取れる資格です。
3ヶ月でも6ヶ月でも、合格証書の価値は同じ。
「取った」という結果が、これからの家計管理や仕事に活きてきます。
この記事について
本記事は、ネオパパ自身の簿記2級合格体験を公開した体験記事です。
なお、社会人向け簿記2級通信講座の徹底比較レビュー記事は、別途公開予定です。
