ワーパパが家計ブログを始めた理由 ── 大手食品メーカー→公務員→中小企業を経た私の選択
はじめに
はじめまして、ネオパパです。
このブログ「ワーパパネオの共働きラボノート」を開いてくださって、ありがとうございます。
わたしは関西で、共働きの妻と2歳・1歳の2人の子どもと暮らす30代の父親です。
これまでに大手食品メーカーの研究開発、府県庁の食品行政、中小食品メーカーの品質管理という3段階のキャリアを歩んできました。
FP2級、日商簿記2級、第一種衛生管理者、証券外務員一種を保有していて、いまは日商簿記1級に挑戦中です。
「なぜ、わざわざ家計ブログをやろうと思ったのか」
このページでは、その理由を、3つのキャリアの転機と、子どもが生まれた日の話をまじえて書いていきます。少し長い自己紹介ですが、お時間があるときに読んでいただければ嬉しいです。
3段階のキャリアを歩んだ理由
大手食品メーカーで「食を科学する」5年間
新卒で入ったのは、東証プライム上場の大手食品メーカーでした。配属されたのは研究開発部門で、原材料の品質管理や新商品の開発、製造工程の改善などを担当していました。
研究室で食品の成分を分析し、データを取り、仮説を立てて検証する。地味な仕事の積み重ねでしたが、わたしには合っていました。
「食」という、人の暮らしにいちばん近いものを、科学の言葉で扱えることに大きな意味を感じていたのです。
5年間で得たのは、専門知識だけではありません。
データを基準に判断する習慣と、安全性を最優先する姿勢。
この2つは、いまブログを書く上でも、家計を運営する上でも、わたしの土台になっています。
府県庁で「食を社会で動かす」6年間
転職したのは、西日本のある府県庁でした。職種は、食品行政を担当する技術職員です。
研究室の中で見ていた「食」が、社会のなかでどう動いているのか。生産者、自治体、市場、消費者がどんなふうにつながっているのか。それを現場で見られたのが、この6年間の最大の財産でした。
実際の業務は、地域食材のブランド推進、食品関連の補助事業の運用、海外への食品輸出促進事業など、多岐にわたりました。生産者の方とお話しして、その食材が小売店に並び、消費者の食卓に届くまでの道のりに、どれほど多くの人と仕組みが関わっているかを知りました。
公務員時代に自己投資として資格取得にも取り組みました。
ファイナンシャル・プランニング技能士2級、日商簿記2級、第一種衛生管理者、証券外務員一種。
結婚し家族のためのお金を真剣に考え始めたのも、ちょうどこの時期です。
中小食品メーカーで「食を現場でつくる」いま
現在は中小食品メーカーで、品質管理と商品企画を担当しています。
なぜ、行政から民間の中小企業に移ったのか。理由はシンプルです。現場の手触りに戻りたかったから。大手と行政で身につけた知識を、もう一度「ものを作る現場」で活かしたかった。
組織が大きくないぶん、一人ひとりが担う範囲は広く、責任も重い。けれど、自分の判断が商品に直接反映されるスピード感は、なにものにも代えがたいものがあります。
研究 → 行政 → 現場。3段階を経たことで、「食」と「お金」と「社会の仕組み」のつながりが、自分のなかで立体的に見えるようになりました。この立体感を、ブログに落とし込めないかと考えています。
ワーパパになった日
第一子の誕生で気づいた、家計への不安
長女が生まれた日のことは、いまでも鮮明に覚えています。
産院で初めて抱いた小さな体のあたたかさと、それと同時に押し寄せてきた、ある種の重圧。「この子を、責任を持って育てていくために、お金のことを本気で考えないといけない」。そう思った瞬間でした。
それまでにも、FP2級や簿記2級は取得していました。
でも、資格を取っただけでは、家計は1円も変わらないのです。学んだ知識を、自分の家庭の家計に落とし込んで、実際に動かす。それをしなければ、ただの自己満足で終わる。
第二子が生まれて、その思いはさらに強くなりました。
子どもが2人になると、家計の優先順位はガラッと変わります。教育費、住居費、保険、貯蓄、投資。すべてを「家族にとっての最適解はなにか」という基準で考え直す必要が出てきました。
「実験」というアプローチに行き着いた
家計の本やブログをいろいろ読みました。SNSで節約術やマネーハックの情報もたくさん見ました。でも、読めば読むほど混乱したのです。
ある人は「節約こそ正義」と言い、別の人は「節約より収入を増やせ」と言う。「投資をしないのは罪」と言う人もいれば、「素人は手を出すな」と言う人もいる。誰が正しいのか分からなくなって、行動できない時期もありました。
そこでわたしが行き着いたのが、「自分の家庭で、データで判断する」というやり方でした。
研究開発の現場で身につけた癖が、こんなところで役に立つとは思いませんでした。仮説を立て、試して、データを取って、検証する。家計簿を毎日つけ、固定費を見直し、食材宅配を試して、ふるさと納税の節税効果を計算する。「うちの場合はこうだった」を地道に積み上げていく。
そうすると、不思議なことに、お金の不安が少しずつ薄れていきました。根拠のある数字を持っていることが、こんなにも気持ちを楽にしてくれるのかと驚きました。
「ネオパパ」というペンネームに込めた意思
このブログの運営者として、わたしは「ネオパパ」というペンネームを使っています。
理由は2つあります。
ひとつは、新しい父親像で家族を支えたいという意思表示です。家事も育児も家計も学びも、父親が主体的に担う時代にしたい。「ワーママ」という言葉はよく聞きますが、「ワーパパ」はまだ世の中に浸透していません。共働き世帯の現実を、男性の視点から記録に残すこと自体に意味があると思っています。
もうひとつは、ドメイン名「ne-family-note.com」の頭文字でもあります。このドメインに込めた意味は3つです。
- Neo ── 新しい父親像で
- Family ── 家族のために
- Note ── 記録を残す
サイト名の「ワーパパネオ」も、同じ意味を持っています。新しい時代の、新しい父親像を、自分なりに探しながら更新していく。そのプロセス自体を記録に残したいのです。
このブログで実験する4つのテーマ
ネオパパが、これから「実験ノート」として書いていくのは、共働き世帯の暮らしに関する4つのテーマです。
① 食卓の経済学
食品業界で15年以上働いてきた経験を活かして、食材選び・産地・流通の知見を共有していきます。国産と外国産の見極め方、食料自給率と家庭の選択、食材の旬と価格の関係、ふるさと納税で本当にお得な返礼品の選び方、食材宅配サービスの比較など。
「健康のために有機」「節約のために激安」のような極端な主張ではなく、「うちの家計と価値観に合う食卓は、どこか」を一緒に考える視点で書いていきます。
② 共働き家計のリアル
FP2級・簿記2級保有の元公務員として、家計管理・教育費準備・家計簿アプリ・固定費見直しを実例ベースで書いていきます。我が家の月次収支、家計簿アプリの使い方、ふるさと納税で年間いくら節税できたか、教育費20年シミュレーションなど。
数字を出すことにこだわります。
「節約しよう」だけでは何も変わらない。
「うちは月◯円減りました」
「年◯円返ってきました」
その具体性こそが、読者の方の判断材料になると信じています。
③ 学びの土台
社会人になってから、FP2級、簿記2級、衛生管理者、証券外務員一種、と継続的に資格を取得してきました。いまは簿記1級に挑戦中です。共働きの時短学習法・ブログ運営の試行錯誤を書いていきます。
「忙しくて勉強する時間がない」が、実は工夫次第で覆せること。AIをうまく使えば、子どもの教育も親の学びも、いまよりずっと効率化できること。これを実例で示していきます。
④ ブログ運営の試行錯誤(おまけ)
このブログ自体が、わたしにとっての実験のひとつです。3年で500記事、ワーパパ第一人者として認知されることを目指しています。
うまくいったこと、失敗したこと、そこから何を学んだか。ガチャ的事業観(成功はある程度の運も絡む)を前提に、結果も過程も透明に書いていきます。
読者の皆さんへ
最後に、このブログを読んでくださっているあなたに、お伝えしたいことがあります。
わたしは、先生でも師匠でもありません。同じ立場で、共働きの家計や子育てに向き合う、一人の父親です。
3つのキャリアを経て、複数の資格を持っているとはいえ、家計の答えを全部知っているわけではありません。我が家の家計だって、いまも試行錯誤の途中です。
だからこそ、横に並んで一緒に考える形で書いていきます。「こうあるべき」ではなく「うちはこうしてみました」。「正解はこれ」ではなく「いま試している仮説はこれ」。
その積み重ねを読んだあなたが、「私にもできるかも」と感じて、なにか一歩を踏み出せたら、これ以上嬉しいことはありません。
これから3年、500記事を目指して、地道に書き続けます。どうぞ末長くお付き合いください。
関連するページ
- 当サイトの運営方針やプロフィールの基本情報は、運営者情報 のページにまとめています。
- 当サイトでこれから扱っていくテーマは、サイトトップの3つのカテゴリ「食卓の経済学」「共働き家計のリアル」「学びの土台」をご覧ください。
それでは、よろしくお願いします。
ネオパパ
